レディースディだったので、かねてから観たかった映画
「ミツバチの羽音と地球の回転」を観て来ました。

映画の感想は長いので畳みます。とってもいい映画でした^^
上関原発建設反対を掲げ28年間、闘って来た祝島の島人達の暮らし。
地に足の着いた暮らし、未来の海を守りたいと電力会社から
5億円ものお金を振り込まれても即突っ返す反対派の島人。

島に帰って来た若い男性を軸に自給自足、エネルギーも自足を目指す。
循環する生活しようと日々丁寧に暮す、少しでもその中で豊かになって行ければと努力する人々。
千年も続く神舞の祭を毎年支える。

温かな島人との交流に顔もほころぶが反対運動の場面になれば
海で工事を強行しようとする中国電力の社員への憤りが。
山口県庁で、経済産業省での電力会社に傾いているであろう推進派の職員への言動に怒号が飛ぶ。

一方スウェーデン。1980年に国が原発を止めると宣言した国。
ここでは再生可能なクリーンなエネルギーを選んで国民が使えるのだ。
市によっては、ほぼ石油も原発なしのエネルギーだけという所もある。

日本では、それが出来ないと聞くと驚くスウェーデンの市民。
スウェーデンより地熱や風力、波力がとても豊かにあるのに?!なぜ?!と。

監督は言う。それは、日本の電力が独占禁止法違反のような(実際そうだけど)
いわば一社(九社あるが一社みたいなものだ)独占体制のせいだからだ。

電力が自由化されてないエネルギー後進国だからだ。
ある村で聞くと風力発電の一基を設置するのには4日しかかからないと言う。

そして青森の六ヶ所村に赴き。
ここにはべらぼうな大金で建設されたのに動かせない
金食い虫、核廃棄物再処理工場がある。

だが青森は風力発電の宝庫。東京の出資で出来た風力発電で
東北電力を通じて4万軒分もの電力を東京に送れる位に発電出来るという。

誰が悪いのか・・?もう明白な答えを観客も知っているはず。

日本の未来の姿がスウェーデンにあると思えました。

ドキュメンタリーですが島の皆さんのしなやかな明るさ
スウェーデン市民のほっこりさに構えずに観れますよ。

電力(まず送電線を、だが)が自由化されれば、簡単じゃないかもしれないけど
もっと経済も建て直せるはず。新しい産業として発展出来るし土建屋さんも仕事増えるし
関連産業の雇用も増え何よりクリーンで安全なのだ。

行き場の無い放射性廃棄物なんて出ないのだ。
働いてる方を命の危険に晒さずにすむのだ。

小規模でも余れば他市町村、県や他国にも売れる。
そういうエネルギー産業は世界中に沢山もうある。

民が変わらなきゃ国家という顔の無いのっぺらぼうも変わらない。
「変わろうよ変われるよ私達は」、と云ってくれてるように感じました。

慎重かつ大胆に。

ふと悲しみに襲われる

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リンドウノさん
こんばんは!
イベント&原稿お疲れ様でした。
地元の小さいけど気骨のある映画館が5月に緊急上映してくれたので、えいやっと。

スウェーデンもまだ原発で電気作ってるんですけどもね。
ニュージーランドやオーストリアも再生可能先進国らしいです。

北欧とはまた違いますよね日本、土着なるほど。
電力問題は敗戦後の国際間のゴタゴタによるものも大きくて、ややこしそうですね。
送電線の権利も元々戦前は地域で持ってたらしいです。

原○関係、戦後黒過ぎて・・ようつべとかサイトに貼ってある動画見ると
暗澹たる気持ちになり・・。
でも知らないより知ってた方が強くなれそうな気がしましてね;
それよか創作に戻って勤しめって思うので、水面下でぼちぼちやっております~。

ここを突破口に色々変革進んだらいいのにな・・と
ささやかな希望を抱いてますが・・どうでしょう・・・。

上映館、各県でも続々上映館増えてるみたいです。
リンドウノさんの地元にも進出してくれること祈っておりますよ。

相変わらず拙いですが;ありがたいお言葉感謝ですv
リンドウノさんの姿勢に倣って行きたいものですが(汗)

名前: かの [Edit] 2011-05-22 02:29

ああ、そういうお話だったのですね。ウチの映画館でもやらないかなあ。日本の未来の姿がスウェーデン...個人的には理想ですが決定的に北欧とは異なる土着の何かがこの国にはあるかもな、とも思ったり、どうなんでしょ。

所で某紙原稿拝見出来るのですね!楽しみにしております。

名前: リンドウノ [Edit] 2011-05-21 18:35

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